So-net無料ブログ作成

立ち呑み日記・男の豆料理 [主菜]

7歳のムスコが、レンズ豆の煮込みを
「食べたい食べたい食べたい」
とさわぐので、晩ごはんにつくることにしました。

レンズ豆の煮込みは、つけあわせ料理の定番で、学校給食や学食や社食のたぐいでもよくでます。

つけあわせ、というと、ちょっこっと、という印象を持ちやすいですが、どうしてどうして。肉やソーセージにかぶさるようにして、ドスン、というくらい、どっさり出ます。日本の煮豆は、箸でつまめるぐらいのかたさですが、それよりはもう少し、ずくずくするまで煮てあります。

これを、わしわし口に運ぶのが、もしや、欧米の男たちは、好きなのでしょうか。

見る見る、ズドンと胃にたまっていくわけですが、豆はある程度噛まないとなりませんから、カミカミするうちに、長く煮込んだ料理独特の滋味が四肢に充ちわたり、いつしかしみじみした気持ちに落ち着いていく。

マンマー・・・と、東の空に向かって、涙ながらにひと叫びしたくなるような気持ち。

豆料理というのは、どこかそういう、豪快としんみりが、ありませんか。古くは、♪ローレンローレンローレン・・の、「ローハイド」。

お若い方には、なんとこやらさっぱり、で、ありましょうが、白黒テレビの時代に、カウボーイが主人公の人気アメリカドラマが、あったんです。

夜盗などの艱難を乗り越えつつ、何千頭もの牛を連れてアメリカを横断する話、だったと思うんですが、こちらもうんと子どもでしたから、当時からもう細かいストーリーは理解できてませんでしたが、毎回、草原で夜営のシーンが、あるんですね。

幌の天幕の前で焚き火をたき、鍋からほかほかと湯気がたっている。

「豆が煮えたぞ」と、二、三人のカウボーイが、あつあつを各自のアルミの皿にとり、辛さと幸せが入り混じったような顔で、フハフハ口に運ぶんです。

この豆を、食べてみたかった。

カウボーイの豆料理が原点なのかはわかりませんが、チリコンカンという豆と挽き肉とトマトの煮込みは、アメリカの国民食だそうです。

初めて彼女が泊まりに来る、なんていう晩餐に、一人住まいの男が、腕によりをかけて料理するのにぴったりの一品だと思いませんか(偏見かナ)。

豆の煮込み料理って、世界各地にいろいろあるようです。

インドでは、レンズ豆のカレーを、一日三食のうち一食は必ず口にするというほどの、おふくろの味だそう。

日本には、豆の含め煮などがありますが、てんこ盛りでわしわしとは、食べませんよね。また、わしわしやろうものなら、オカーサン(みんなのオカーサンです)からこっぴどく叱られるのは、目に見えています。

「箸できちんとつまんでお食べなさいッ」

日本でわしわし食べるといえば、カツ丼も牛丼もしょうが焼き定食もあることだし、豆腐や納豆などの加工品は別として、殿方連は煮込み豆とはそう親しい関係を結んでいない、ような、気も、するんですが、いかがでしょうか。


PIC_3910.JPG
2月18日をもって旧札のフランがユーロと両替できなくなるのだそ
うです。みなさんいまだに箪笥貯金なさってたんですネ。

前菜は、トマトとオイルサーディンのサラダ
主菜は、牛挽き肉ステーキ、レンズ豆の煮込みのグラタン風、モロッコインゲン塩茹で

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。