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立ち呑み日記・二大候補討論 [テレビ]

一昨日の夜、フランス大統領選の対立二候補による、テレビ討論が、ありました。

フランスの大統領選は、5年に一度(前々回までは7年に一度)、国民の直接選挙で行われます。選挙は二回、まずは候補者のなかから上位二位を選び、決選投票。

もし、一回目に過半数をとればそのまま大統領となるきまりですが、まあたいてい、決選投票になります。今回は、右派ニコラ・サルコジ現大統領と、左派フランソワ・オランドの、決選。

一回目投票では、左派フランソワ・オランドが筆頭でした。

とはいえ、三位にゴリ押しする極右の票が右派現職サルコジ大統領に全部流れれば左派オランドはあやうい、と、いう状況です。

さあどうなるッ、と、フランス国民はテレビにかじりついて、討論を見守るわけです。見守るだけでなく、テレビに向かってああだこうだ意見をのべ、反論し、あるいは、賛同する。

それを見越して、
「いっしょにゴハン食べながら見ようぜ」
と、子ども出現以前はオットの友人に誘われ、白熱した晩ごはんになったものです。

ホラよく、お食事の席のマナーで、政治と宗教の話は持ち出さない、なんて、言いますよネ。それをあえて、持ち出そう、と、言うんです。

右のひとも左のひともテーブルに着いているなかで、剣呑(けんのん)なる会話になっていくこと、いかばかりか。

しかしまあ、そういう晩ごはんと知って来る方も、来る方ですからね。議論のボルテージは上昇しながらも、食べるものは食べ、飲むものは、飲む。

たいへんな剣幕でまくしたてつつ、政治的に反対の立場の隣人に、取りやすいように向きを考えてチーズボードをまわしてあげたり、するわけです。

友人のこの晩ごはんも、前々回の2002年、テレビ討論が行われなかった年に、なんとなく立ち消えになりました。

なぜテレビ討論が行われなかったかというと、筆頭候補の右派現職シラク大統領が、二位についた極右の親玉ル・ペンとのそれを、拒否したから。

この年、左派に小粒のおもしろい候補が何人も出たので、左派の多くが一回目はおのおの思うところへ投票し、本命の社会党候補リオネル・ジョスパンには決選のときに入れればいいナ、と、考えたんですね。

そしたら左派の票が割れてしまい、あろうことか、本命ジョスパンは、三位で落選した。

二位に台頭したのが、なんと極右で、左派はこれを当選させないため、涙をのんで右派シラクに投票することとなりました。

さて、午後九時、いよいよ、火ぶたが切って落とされました。

現職サルコジ大統領は、さすが大統領の風格、とうとうとまくしたてます。片や、フランソワ・オランドは、万年課長の雰囲気で、迎撃。しかしこの万年課長、なかなか現実的な説得力あり、ヨロシかったですヨ。

三位の極右ル・ペンは白票を投ずると表明し、決選投票は、この週末の5月6日に、行われます。


PIC_4354.JPG
「変革は今」(左派)と、「強いフランス」(右派)

前菜は、トマトと赤カブのサラダ
主菜は、鶏ロースト、さいの目ニンジンと根セロリ入りケチャップライス、インゲン塩茹で、グリーンサラダ

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