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立ち呑み日記・野良虎 [テレビ]

パリ北東近郊に虎が出没した、
というニュースで、この一両日持ちきりです。

パリ北東といったら、ディズニーランド・パリのある地区。

着ぐるみじゃないの?
と、ワタシも思いましたが断じてそうではありません

ディズニーランド・パリにも当局からお訊ねがあったそうですが、園内で猛獣を飼っているわけはなし。

ではどこから逃げたのか。

最初に目撃された町には、その前日までサーカス団が来ていたそうですが、虎ははなッからいなかったそうな。

虎が芸をするようなサーカス団といったら大所帯で、興業のモトをとるためには大都市パリに隣接する区域に幕を広げて大規模にいかなくてはダメですから、この小規模サーカス団をつついてみたところで何も出て来ますまい。

今のところ、この野良虎の出自は謎だそうです。

ただのウワサじゃないの?
という声も上がっているようです。

これに関しては、住民の目撃証言がたくさんあり、証拠写真もニュースで紹介されています。スーパーの駐車場など、およそ虎に似つかわしくない場所に出没したもよう。

パリ郊外には森がたくさんあり、目下そこへ逃げ込んで、上はヘリコプター、下は鉄砲担いだ警察隊で捜索が続けられています。

地元住民はできるだけ家から出ないようにと通達が出され、学校の登下校にも細心の注意が払われています。

この緊急事態に、こんなこと言うのは不謹慎とは思いまするが・・

なんだかワクワクしますネ。

「虎は獰猛ではないから住民の皆さんはどうか落ち着いてください」
と、虎使いのいる老舗大規模サーカスの団長がコメントを出しています。とはいえもちろん捕獲されるまで気は抜けません。

野に放たれた虎、というのがなんかこう、物語じみてませんか。

『山月記』をいやがおうでも思い出し、逃走のあげくバターになっちゃうのではともつい想像しちゃう。

虎が逃げたというと、ワタシら世代なら、千葉県鹿野山(かのうさん)にある神野寺の境内で観光用に飼っていた虎の逃走事件を思い出します・・

・・エート調べてみたら昭和54年(1979年)8月のことでした。

境内で小動物園として虎を12頭も飼い入場料をとって見せていたところ3頭が逃走し、うち1頭は自らオリに帰還。

あとの2頭が1か月にわたって近隣に潜伏、民家の飼い犬を襲って食べたりなどしながら逃げ延びました。

最終的に1頭は地元猟友会が射殺。このとき神野寺の住職が
「殺生とは最悪の結末」
と、発言したところから喧々諤々(けんけんがくがく)の大騒動となり、残りの1頭の生け捕りを試みたものの、こちらも銃弾に斃(たお)れました。

この間、連日テレビと新聞をにぎわせ、ワタシら高校生も8月の夏休み中手に汗握って日々注目したものです。

「キミたちは野に放たれたあのトラだッ」
と、夏休みあけの全校朝礼で、無暗に罵声をお上げになる教頭先生。

厳格な女子校で、要は好き勝手に生活していた夏休みはこれでおしまいで今日からは気を引き締めて学業に励め、と、おっしゃりたかったんでしょうけど、頭ごなしの野良トラ呼ばわりに、われわれ生徒は鼻白んだもンです。


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夜の闇にまぎれてパリ市内まで来たりして・・と、ドキドキしたんですが、今宵のニュースによると結局虎でなく同じ系統ながら太った猫ほどの温厚な動物と判明、上から下からの警察隊も大幅に縮小されたのだそうです。

前菜は、カボチャのポタージュ
主菜は、鶏ロースト、じゃがいもロースト、いんげん塩茹で、グリーンサラダ


立ち呑み日記・二度生きる [テレビ]

晩ごはんのしたくをしながら何気なくテレビをつてみけたら、若き丹波哲郎が半裸で登場したので目が釘付けになりました。

日本の温泉みたいな、そうでもないみたいな、ヘンテコな岩風呂につかっている。岩風呂は二つ並んでいて、もう一つのほうには胸毛ゴウゴウのショーン・コネリー・・

・・と、このあたりで映画マニアなら題名がおわかりでありましょう。

「007は二度死ぬ」。この作品は、1964年秋、東京オリンピック閉幕直後に東京を始め日本各地で撮影されたそうです。

胸毛ゴウゴウに、「無修正」なんて言葉がつい頭をよぎるほど、今日見るとなかなかぎょっとします。

(ろ、露出しちゃっていいの?!)
とさえ思っちゃう。

だってホラ、あれはあのまま下の毛とつながってるんですぞ(ショーン・コネリーのはつながってませんでしたけど)。

当時、男性スターのセックスシンボルといったら厚い胸板を覆わんばかりの濃いモシャモシャだったそうで、ショーン・コネリーはまさにそれでならしたんだそうな。

半世紀たつうちに、日本男児は身長が高くなりすね毛やなんかを剃るまでになりましたが、欧米でも胸毛は廃れ、ツルツルが主流になったもよう。

007シリーズでいうと、21世紀に入り6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグになっていよいよ胸ツルツルになったそうです。

「007は二度死ぬ」はまた、浜美枝、若林映子のボンドガールでも知られています。あと、飛行機を見上げる海女の少女として子役時代の松岡きっこが数秒間出演しているそう。

そういう楽しみどころはいろいろありましょうが、ワタシはなんといっても1964年当時の東京の風景(しかもカラー)、これにガツンとヤラレました。

カーチェイスで駒沢競技場前の道を走るんですが、なにしろ東京オリンピックのために出来たばっかりで、階段も道路も道路にかかっている橋も、ぴッかぴか。

交通量が無いに等しいのも驚きです。

このほんの10年後に、10歳のワタシは車の免許をとったばかりの母が運転するカローラでこの公園へよく遊びに来ることになりますが、道が混んでないなどあり得ませんでした。

さらにその十年後になると世はテニスブームで、橋げたにあたるコンクリート部分での壁打ちテニスで、連日早朝から若者たちがたくさん集まることになります。

もっとよく見せてーッ
と、思う間もなく画面は謎を秘める日本の大会社へ。

帽子を頭に載せたようなその社屋は一見してすぐそれと判別できるホテル・ニューオータニです。東京を代表するこのホテル、オリンピックのために建設されたんですってネ。

♪ママァ~、ドゥユーリメンバ~・・
と、ワタシら世代ならつい口づさみたくなってきますが、「人間の証明」まではこのときからあと十五年待たないとなりません。

ジェームズ・ボンドはもう出て来なくていいから東京の街をもっと映してーッ、と、時代を二度生きてる心境になりましたが、オカーサン(ワタシです)がこんなことしてたらいつまでたっても晩ごはんが始まらない。

後ろ髪ひかれつつテレビを消し
「ごはんですよー」
と、声をあげました。


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前夜のうちに積もったもよう。

前菜は、ニンジン千切りサラダ
主菜は、七面鳥ささ身のクリームソース、じゃがいもとニンジン等煮野菜のピューレ、焼きパプリカ

立ち呑み日記・日本紹介 [テレビ]

Youtubeをなんの気なしにつけたら、日本在住の外国人が日本を紹介しているシリーズが、ずらららっと並びました。

おもに中国の方がレポーターのシリーズです。

「みなさんこちらの公共トイレをご覧ください」
と、街中の雑居ビルのトイレを映し出したり、する。

「公共トイレにウォシュレット付きというのはまあ日本ですから当たり前として、こっち、見てください」
と、手招きする台湾人の青年。「トイレットペーパーが公共トイレにちゃんとある、これってスゴくないですか」

それはまあ、そう、かも、しれない。が、昭和の時代はことに公園のトイレなんてひどいものでしたよネ。

中国・天津出身の青年が、本国では見たことも聞いたこともなかった「天津名物」、天津丼を食べてみるの巻、なんていうのも、ありました。

「生まれて初めて食べましたが、おいしいですッ」
中華料理を名乗るとは言語道断ッ、と、斬り捨ててもいいところを、おもしろがってくださる。

餃子定食を前にしては、ご飯がついてくる!  と、驚いておられます。中国で餃子といったらピザや麺類のような炭水化物の一品料理なんですね。

このあたり、パリの日本食レストランで握り寿司セットをたのむとおテンコ盛りの白飯がついてくる、というのに通じるものがあります。

「寿司めしをおかずに白いご飯がすすんじゃって」
とはしかし、在パリ日本人はおもしろがらないようにも思うんですが。

「さてワタシは飛騨高山に来ています」
と、お若い中国人女性レポーターさんは風光明媚な山里の紹介をお始めになりました。
「朴葉、というのが名物と聞きます」

朴葉はホラ、行書みたいなお習字の紙が貼られた卓上コンロに広げてねぎ味噌を焼いて食べる、あれです。

ずいぶん以前ですが、ワタシも知り合いからいただいたことがあり、アジア食材店で買ってきた味噌にポロネギを混ぜて焼き栗用の網で焼いてみたことが、ありました。

その香ばしいことといったら白ワインがすすんでもう・・。お習字つきの本格卓上コンロで焼きながらつまめたらいいだろうなァ・・と、夢見ました。

朴葉のねぎ味噌は、その昔は飛騨高山の子どもらがこれで何膳も食べて登校したもので、朝の教室はネギ味噌のニオイが充満したほどだそうです。

今日では観光旅館のご馳走へと進化し、ネギのみならず飛騨肉を味噌でつつみこむように朴葉の上で炙るのだそうで、先の中国人女性レポーターさんも、
「では、火をおねがいします」

手をうちわのようにひらひら動かし、香りを胸いっぱいに吸い込んでおられます。飛騨には銘酒もあるんだろうナ、と、くいいるように見つめるものの、お酒は登場せず。

女性レポーターさんは、焼けた飛騨肉をお茶碗のご飯の上にのっけて、
「何膳でもいけそう」
テナ感想をおっしゃいましたが、日本人ならこういうコメントにはならない気が、しないでもないです。

貴重なる飛騨肉であるからにはそれだけを箸でつまんで賞味し、
「口の中でまったりしてほろっと溶けて絶品」
と、いうように、レポートする(と思う)。

おかずをご飯にのっけるの、久々に見ました。そういえば最近の日本人はやりませんネ。


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通りがかりにパチリ。一軒家風。

前菜は、野菜ポタージュ
主菜は、鶏ロースト(の残り)、じやがいもロースト、ブロッコリーとニンジン塩茹で



立ち呑み日記・フラッシュモブ [テレビ]

フラッシュモブ、って、ご存知ですか。正確には、ダンスフラッシュモブ。

インターネットを通じて不特定多数の人が公共の場に集合し、短時間のあいだに目的の行動をしてさっと解散する、これがフラッシュモブです。

たとえば、いついつのどこそこで枕叩きをする、という告知で希望者が枕持参で集まり、たーッと叩きあって、たーッと撤収する。

それっておもしろいの? たーッと撤収といったら打ち上げはなしなの? 
と、思わないこともないんですが、まあそういうものとして人気があるらしいです。

そのなかでも、突然ダンスを踊り出すのが、ダンスフラッシュモブ。

たいてい、駅や広場などの雑踏で、普通に歩いていた一人もしくは数人が音楽にのって不意にカッコよく踊り出す。

そこへたまたま居合わせた(かのような)数人が、合わせて踊り出す。

こうやって続々とダンスの輪が広がり、しまいには迫力ある群舞に発展する。

躍っているのは腕におぼえのダンサーたちで、綿密なリハーサルを経て本番にのぞんでいます。ダンスフラッシュモブ専門の企画会社も存在し、ダンサーはこういうところに登録して、報酬なども出るしくみらしいです。

やがてダンスはキメのポーズをもってエンディング。

すると、「さっと解散する」というフラッシュモブの定義通り、表情も変えず、何事もなかったように通行人に戻っていく。

「きゃーッ」「うまくいったねーッ」などの歓声や小躍りは、「カットーッ!」の声がかかってカメラが止まってから、で、ありましょう。つまりダンスフラッシュモブはおふざけでなく、びっくりイベントのたぐいなんですね・・

・・と、いうようなあれこれを、検索して初めて知りました。

いえね、昨日晩ごはんの後、10歳のムスメが、「フラッシュモブ!」というアメリカ製のドキュメンタリー風番組に、かぶりついたんです。

何週間も前から予告が出て、ずうっとたのしみにしていたんだそう。

ドキュメンタリー(風)は、ごく普通のロウティーンの女の子が、何らかのイベントを遂行するというこの番組に応募してきて、
「家族を顧みなくなったパパに戻ってきて欲しい」
と、動機を語るところから始まります。

で、そのためにダンサーたちが集められ、とてつもない規模の群舞が展開される。

親子の対話にここまでの演出が必要か、という点がいまひとつよく分かりませんが、なにしろハリウッドの国、ダンスはそれはもう見ごたえあります。

そのさなか、現場に「不意に」父親から電話かかってくる」。

壮大なダンスの合い間に、マイクを握った父親が娘に許しを請う、涙、涙の感動シーンがあるんですが、ちょっとその、木に竹を接いだような感じが、ないとはいえない。

この番組ってどういうあれなの、と、オカーサン(ワタシです)としてももうちょっとよく見きわめたかったんですが、ふと気づけば10時をまわっていて、無念、
「いい加減に寝ないと明日起きられませんッ」
と、テレビをパチンと切らないと、なりませんでした。


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今日は終日薄暗い小雨もやいでした。

前菜は、トマトとゆで卵のサラダ
主菜は、タラそぎ身フライ、インゲン塩茹で、カレーがけマカロニ

立ち呑み日記・奥様は魔女 [テレビ]

晩ごはんのしたくをしている午後7時過ぎ。

ワルガキ二匹が、身を乗り出してテレビにかじりついている。なにをそんなに夢中にとのぞきこめば、あらまあ懐かしい、「奥様は魔女」です。

サマンサもダーリンも、目のお化粧のけばけばしいエンドラお母さんも、フランス語で話している。

フランス語の都合上、サマンサは左門太に聞こえ、エンドラはアンドール、ダーリンにいたってはジャン・ピエール、と、フランス人名前になっています。

が、ジャン・ピエール、じゃなかったダーリンがいくらフランス語で話そうと、ワタシの耳には柳澤眞一の声で聞こえるまでになっているんですね。

われらが左門太、じゃなかったサマンサは、北浜晴子。

「奥様は、魔女だったのです・・」
という冒頭のナレーションは、フランス版にはありませんが、中村正のあの声が響き渡ります(脳内で)。

「奥様は魔女」は、アメリカで1964年から1972年まで足かけ8年、放映が続いたそう。

日本では1966年からTBSで21時30分から、1969年からはNET(現在のテレビ朝日)に局を移して、19時30分から放映されました。

が、ワタシなどもう生まれてはいたものの、晩ごはんの後に観た記憶は、ないです。

観たのは再放送で、ワルガキ同様、オカーサン(ワタシのオカーサンです)が晩ごはんのしたくをしている時間。

クリクリクリッ、と、サマンサが例のごとく口元を素早く動かし、ぱっと魔法をつかったところで台所から、ジュージュー魚の焼ける音や、煮物があまからく煮えるにおいが、ただよって来る。

「お風呂はやく入りなさい」
と、台所から声ががかり、
「待って、これ終わってから」

全254話、だそうですが、意外に少なく感じませんか。再放送に次ぐ再放送のせいで、何千とあるような気さえ、しちゃいます。

ただ今二匹がかじりついているのは、ダーリンの両親がサマンサのお母さんと初めて会って珍騒動が巻き起こるの巻。

柳澤眞一、じゃなかったジャン・ピエール、でもなかった、ダーリンは、初代ダーリンのもよう。ホラ、ダーリンは、前半と後半とで演じる俳優さんが、かわりましたよね。(声は全編通して柳澤眞一です)

ダーリンの俳優さんは、お二方とも下の名前が、ディック、なんですが、初代がディック・ヨーク、二代目がディック・サージェント。

声はダーリンなのに顔が違う、と、当初は奇異に感じたものですが、初代は怪我など一連の治療のために降板したのだそうです。

後半にはタバサという女の子も登場しましたよネ。

何度目かの再放送にかじりついていた高校生の頃、ランナウェイズという下着姿の女の子たちが演奏するハードロックバンドの一人が、元タバサ役の子だというウワサが蔓延していたものですが。いずれにしても、タバサ役の女の子は、今や押すに押されもせぬアラフィーです。

サマンサも、お二人のダーリンも、主要役のほぼ全員がもう、鬼籍に入っておられます。


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すごい行列!  豚骨がおいしいと一番人気のラーメン屋さんです。

前菜は、ニンジン千切りサラダ
主菜は、鶏ロースト、じゃがいもロースト、グリーンサラダ

立ち呑み日記・お宅に泊めて [テレビ]

「『お宅に泊まります』、最高に面白い」
と、この夏、バカンスで居候した友人宅をたずねてくる、友人の友人たちが、そろって、熱弁をふるいました。

みなさん60代で、晩ごはん後のテレビを日々のたのしみにしています。なかでも最近5チャンネルが、見ごたえあるドキュメンタリーを放映し、とてもヨロシイ。NHK・BS、みたいな感じでしょうか。

で、この5チャンネルで、『お宅に泊まります』と、いう旅番組が、放映されているんだそうです。

番組では、アントワーヌ・ド・マクシミィという五十がらみの男性が旅人となり、スタッフを伴わず、単独でカメラをまわしつつ見知らぬ国を歩いて人々とふれあい、「今晩泊めてください」と、いきなりお願いする。

『田舎に泊まろう』という旅番組が、日本でもありましたよネ。

アントワーヌ氏は、自分を撮影するために、顔から二十センチぐらいのところに、もうひとつカメラが固定してあって、ナレーションもします。この、やらせの一切ないところが、「すごおく面白い」んだそうです。

どれどれ、と、調べてみると、これは再放送で、2004年から2011年末までに放映されたものだそう。

『田舎に泊まろう』もまた、同じころに製作放映されていたようで、世界的にこういう番組作りが流行ったんでしょうネ。

「アントワーヌは日本へも行ったんだよ」
と、あたかも親戚の誰かのごとくに、みなさん口々に、おしえてくださいました。

そのみなさんが、
「あのシーン、笑ったー」
と、盛り上がるのが、日本のお宅でトイレに入ったの巻。

ウォシュレット、というものを、アントワーヌ氏ともども初めて目の当たりにしたわけですが、「おしり」を洗うマークが実にわかりやすく、しかしなんだってこんな
「進歩的なエレクトロニックトイレなんだ!」
と、思い出し笑いにヒーヒー身をよじり、会話が困難になったほどです。

そこまでおっしゃるのなら、と、youtubeで探してみました。

アントワーヌ氏は、アフリカのマリ共和国からはじまり、カナダ、バヌアツ、フランスの田舎各地のあと、初めてフランス語圏を離れて、未知の国日本へやって来ます。

着いた早々、地下鉄で、仕事帰りに一杯きこしめしたサラリーマンたちと、一見親しげなふれあいから始まるんですが、日本人からすれば、ヘンなガイジンを適当にあしらっているのが、見え見え。

「今からお宅に行っていい?」
と、たずねると、ゲラゲラ笑って手をピラピラし、
「ノー! ノー!!」。

「言葉の壁というのがこんなに困難とは」
と、アントワーヌ氏は心細い独り言をもらし、浅草のカプセルホテルに宿を見つけたり、します。

言葉の問題だけでなく日本はホラ、親しい友人どうしでも、自宅に招いたり招かれたりなど、めったにしませんからネ。

その後みごと、片言のフランス語や英語を話す方々と意思疎通でき、民泊にこぎつけることができます。

旅の最後半、片言の英単語を並べて会話し、お刺身やら冷奴やら、あげくに納豆までも食べさせてくれようとするご夫婦とのやりとりが、とてもよかったです。


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食前酒の前に写真撮っとかないとヨッパラッてとうてい無理というものです。

前菜は、メロン
主菜は、鶏ロースト、じゃがいもロースト、インゲン塩茹で

ご興味のおありの方に。『お宅に泊まります』J'irai dormir chez vous 日本編は、これです。
http://www.youtube.com/watch?v=5bdG6u9mr_o


立ち呑み日記・カフェで観戦 [テレビ]

夕方、急ぎ買い物に出たら、カフェにたいへんな人だかり。なにごと、と、のぞきこめば、サッカー中継でした。

フランス対英国、らしいです。

カフェの壁に固定された大画面の正面は、小劇場もかくやというほどぎっちりならんだ配列。ここにみなさん肩ふれあわんばかりに座り、背筋をぴんとのばして行儀よくしているというわけでもなく、画面に釘付けになっています。

おのおのの前に、生ビール。応援するとのどが渇くとみえて、ひとッつの例外もありません。なんだか、ものッすごくたのしそうです。

まぜてくれないかナ、と、遠巻きにながめましたが、「どうぞどうぞ」と、快く席をつめてくれたとて、デワデワ、と、入り込んで、いいものでしょうか。

なんとなれば、サッカーのルールがいまひとつわかってない・・

・・と、ここで突然、ウワーッ、という歓声がわき、みなさん身を乗り出し、ないしは、立ちあがりました。

が、すぐにまた着席。

惜しかったなー、と、余韻に浸る暇もなく、またすぐさま画面に釘付けです。目を凝らして画面を見れば、すでに英国に1点入っている。

あ、あの騒ぎがそれだったのね・・

うちを出る直前、建物をゆるがすような大歓声が、響いて来たんです。近所のイギリス風パブで観戦している、レディス・アンド・ジェントルメンでありましょうか。

そこから二十数メートルを置いたこちらでは、その瞬間を、どう受け止めたか。一点先制ぐらいドンマイ、ドンマイ、と、おたがいの肩叩いて励まし合ったでしょうか。

こういう観戦の仕方って、パブリックビューイング、って、言うんだそうですってネ。

競技場に行くにはチケット入手など大変だし、かといって家で一人見るのはチトさみしい。そこでこうやって街中で一杯飲みながら、見知らぬひとたちと触れ合いつつ、応援するたのしみ。

漏れ聞いた情報によると、フランスの競技場ではフーリガン対策に、アルコール飲料は一切売ってないのだそうです。

高速道路のサービスエリアでさえビールやワインが売っているお国柄だというのに、ずいぶんとまた念入りな気もしますが。

ビールもワインもない競技場なんかより、カフェでこうやって観戦するほうが何倍もたのしいんじゃないかなあ・・

・・と、思ったところで、大歓声とともに一同総立ち。みごと! フランスに一点入りました。部外者のオカーサン(ワタシです)も、つい小躍りしそうになりながら、遠巻きにします。

試合はこのあと平行線が続いたまま、引き分けで終わったもようです。


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バックシャンだったのでついパチリ。

前菜は、トマトサラダ
主菜は、スケソウダラのニンニク風味白ワイン蒸し、じゃがいもピューレ、インゲン塩茹で

立ち呑み日記・土曜日のテレビ [テレビ]

小学校から帰るなり、7歳のムスコがテレビに貼りついて、ニマーと笑っている。観ているのは、「ツバサ・クロニクル」(らしいです)。

が、アニメのシーンとは脈絡なく、ソファを背もたれにして、おやつの牛乳パンを手に、ニマー、また、ニマー・・

アアわかるなあ・・。こちらは木・金・土、日と、4連休で、ただ今、いよいよ休み前夜です。ふと見ればまた、ニマー・・

ワタシもまた、土曜日の夜というと、あんな顔して「8時だヨ、全員集合!」を、観たものです。幸せとはなんですか、と、聞かれたら、あのころは即座に答えられました。

土曜日の夜にテレビを観ることですッ。

・・と、当時になりかわって即答してみましたが、ハテ考えてみれば、「全員集合」の前の時間、ワタシらはいったい何を観ていたのか。

そう聞かれると、パッとは思い出せないものですネ。そこでググッてみたら、どなた様かのブログで、1975年4月5日土曜日のテレビ欄を見つけました。

始業式が終わって、新しいクラスと新しい担任の先生と出会ったばかりの、やや緊張した半日を過ごした夜です。

テレビにかじりつきだすのは、5時15分、「カリキュラマシーン」、あたりからでしょうか。この直後の5時30分から、4チャンでは「アイドル登場」という番組があり、荒川務が登場しています。

6時からは、4チャン「キックボクシング」、6チャン「奥様は18歳(再)」、10チャン「わんぱくフリッパー」。

しかしワタシは、NHK少年ドラマシリーズの「夕映え作戦」を、観てました。

このあと6時半から、どの局もニュースなんですが、大人ってどうしてああ鹿爪らしいだけのを観たがるのか、不思議で不思議で仕方ありませんでした。

いよいよ7時は、6チャン「仮面ライダーストロンガー」、10チャン「はじめ人間ギャートルズ」、12チャン「キックボクシング」、意外にも、女のコ向けアニメが、やっていません。

それに、キックボクシングは、4から12へ、チャンネルをまたいで放映されていたんですネ。

7時30分からは、1チャン「連想ゲーム」、6チャン「お笑い頭の体操」、10チャン「秘密戦隊ゴレンジャー」。

「全員集合!」を卒業して、8チャン「欽どん」に移行していたコも、あんがいいたと思います。

そして黄金の8時となるわけですが、「全員集合」と「欽どん」のほかにも、番組は、やっていたんですね。

1チャン「警部マクロード」、8チャン「プロレス」、12チャン「ディズニー劇場」。

東京ディズニーランド出現のはるか以前のこと、この時間、12にチャンネルを合わせる子どもは、そんなにはいなかったのでは、ないでしょうか。

すっかりオカーサンないしはオバサンになった今となっては、晩酌しながら、ぜひとも、10チャンのこれ、観てみたいです。

「宮田輝の日本縦断・ふるさと」

当時の大人たちは、子どもらを寝かせた後、4チャン「ウイークエンダー」を、観ました。


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コンビニ風食料品店です。たいていアラブ人が経営しているので在仏日本人は「アラブ屋さん」と呼びます。

前菜は、胡麻油と乾燥エシャロットをふった、さいの目ビーツのサラダ
主菜は、鶏ロースト、じゃがいもロースト、ブロッコリー塩茹で、グリーンサラダ
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