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立ち呑み日記・謹賀新年 [ごあいさつ]

あけましておめでとうございます。
本年も「立ち呑み日記」をどうぞよろしくお願いいたします。

お餅を焼きながらつらつら考えたんですが・・

ワタシらが子どもの頃にいたような大人って、今もいるのかナ。

たとえば、一度こうと決めたらテコでもその習慣を変えない知り合いのオジサン、なんてひとが、ワタシらが子どものころには、いました。

年始参りのコースを頑なに遵守すること半世紀、なんていうオジサンです。

このオジサンは律儀をお通しになっているわけですが、われわれ子どもからすればせっかくのお正月でふだん残業ばかりのオトーサンをようやくひっぱり出し、玄関を開けたところで予告なく訪問したオジサンと鉢合わせになってせっかくの凧揚げがおじゃんになる、なんていうところから敬遠したものです。

お年玉は確実にいただけるんですがネ。

「予告なく訪問する」というふるまいが今日ではまずあり得ません。家庭に電話のなかった時代はしかしふつうのことで、『サザエさん』にもそういう光景が描かれています。

「どうぞおあがりください」
ということになって台所がにわかにせわしくなり、お茶をお出ししたのちお寿司をとることになる。

このお寿司は「銀の皿」などではなく、近所のお寿司屋さんの出前です。近所のお寿司屋さんというのがまた今日では絶滅寸前。

さて、応接間では一家の主人(あるじ)が接客するわけですが、子どもらはそれをいらいらと待つことになります。

「こうするといいんだよ」
と、孫かわいさに同居のとしよりがほうきを逆さに立てて手ぬぐいをかぶせて見せてくれたり、する。長居の客が重いおみこしを上げるように、というおまじないです。

こういう底意地の悪いおまじないももはや絶滅したのでは、ないでしょうか。

「これから家族でちょっと出かけるもんで」
と、平成も26年めの一家の主人なら、訪問客へ悪びれることなく単刀直入に切り出すように思います。

そもそも堅苦しい挨拶を必要とする間柄で自宅訪問とは今日では思いもよりません。本年もよろしく、と、フェイスブックに書かれているところへ「いいね!」をポチッとすればすむことです。

親族縁者が集まってのお正月は、お屠蘇を祝い、お雑煮が出て、お重が満艦飾に広げられることになります。

大人は朝から一本つける。

酔いが十分まわったところ上機嫌で、♪酒は飲め飲め・・と、手近のお盆を盃にして黒田節をがなって舞う大人って今もいるんでしょうか。

ワタシがそれを最後に目撃したのは、1990年代前半、「長男の嫁」という浅野ゆう子主演のトレンディドラマの中でした。

とんかつ屋の息子(石田純一)と結婚した令嬢(浅野ゆう子)の実家で銀行重役の父(佐藤慶)がダメ息子(佐野史郎)と和解し、家族を前に羽目をはずして黒田節を歌い舞う。

「いよッ、かまぼこ!」と、声をかけたくなるほど佐藤慶の黒田節は板についてました。これが福山雅治の黒田節だったら板のついてない、さしずめ有名ホテルの五段重に入ってるかまぼこ・・

・・とまあ本年もまた、どーでもいいハナシにお付き合いくださいませ。


P1010819.JPG
すずしいところに置いてあるわが実家のおせち。

前菜は、お重のお節料理、なます
主菜は、カキフライ

年末休業のお知らせ [ごあいさつ]

ご来場のみなさま

いつも「立ち呑み日記」にお立ち寄りくださり、ありがとうございます。

12月26日より1月2日まで、インターネットにつなげない環境になり、まことに勝手ながら、休業させていただきます。

今年は、どなた様にとっても、つらい、忘れられない災害の年でありました。

阪神大震災のときもそうでしたが、外国生活者はこういうときに、固唾(かたず)をのむばかりで、歯がゆく、生まれた国から遠く離れている無力感を、思い知らされます。

この夏に帰国したときほど、成田空港に着いて、税関に向かうエレベーターの上の、
おかえりなさい
の、文字が、胸に染みたことは、ありませんでした・・

・・と、少々しめっぽくなりましたが、みなさまと交流できましたことは、日々の大きな喜びと楽しみと励みになりました。

この場を借りまして、心より御礼申し上げます。

2012年1月3日より、業務を再開いたします。辰年の来年もまた、何卒宜しくお願い申し上げます。

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

ぐちぐち
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