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立ち呑み日記・二度寝 [寝る]

いつもと同じ生活なのにやたら眠い日って、ないですか? ワタシ今朝がそうでした。

朝、目覚ましにたたき起こされ、いつものように暗がりの手さぐりで着替え、子どもらの朝ごはんのしたくをする。

丸太みたいにドテリンとなっているところへ
「さあ起きる起きる、起きるったら起きる!」
と、盛大にやってむりやり引きはがし、今度は着替えを抱えたままお地蔵さんみたいにぬぼーと座りこんでいるのへ
「さっさと着るッ」
とまあ、あいもかわらぬ朝の修羅場です。

普段ならこのあたりでとっくのとうに我が身の眠気は雲散霧消し、慌ただしい一日へと突入していくんですが、今日に限ってなぜか力が湧いてこない。湧いてくるのはドロリンとよどんだ眠気ばかり。

子どもらが学校へ出たらベッドに舞い戻ることを決意します。

そう心が決まると、ドロリン排除などもってのほか。できるだけ持続するようこれつとめるものなんですね。

コーヒーなど論外。時折ゆーっくりまばたきしたりして、この後の態勢をととのえます。その上で時計を見ながらせかし、ムスメの髪の毛を梳かしたりなんかも、しないとならない。

やれうれしや無事出かけて行ったところで、デワデワ、スローモーションもかくや、そおーっとそおーっと、さっき脱いだばかりのパジャマをかぶりしずしずと毛布をめくります。

なぜ、「そおーっと」「しずしず」かと言いますと、これまでの経験上、いったん起き上がり動いた後での二度寝は眠くッてたまらないのに眠れない。

時差ボケの眠さ(眠れなさ)に通じます。

11時半にはムスメが昼ごはんを食べにいったん帰って来るのでその前にはしゃんとしてなければならず、「眠れなーい・・」と布団の中で悶々とするだけに終わるなどという事態は避けねばなりません。

幸い「そおーっと」「しずしず」のおかげで、目をつぶると例の身体がフワンと浮き上がるような二度寝の心地よさに包まれました。

この感覚、眠りが浅いからそうなるのであって、二度寝は身体によろしくないとする説とイヤイヤ二度寝こそ健康に良いとする説、二説キッパリ分かれてるみたいですネ。

マ、どっちだっていいヤ。どちらにしても健康に影響がでるくらい二度寝できるのは、お若い方々だけです。

ワタシもまた学期休みなど、目が溶けそうになるまで二度寝したもンです。

ゴミ収集車のオルゴールにハッと目覚め、またフワンと身体が浮き上がり、「毎度おなじみ・・」のちり紙交換にハッ、そしてまた身体が浮き上がる・・

なにしろ人生は長く、一日も長く、午前中がまた長かった。

大人になって久しい今は、一日の予定がきゅうきゅうに詰まっているなかでの二度寝です・・

・・見知らぬ街で八百屋に入ってネギといっしょに
「コピー機のカートリッジください、くださいッ」
と、ゴリ押ししてる夢を茫洋と見ました・・

ピピピピッ、ピピピピッ、
と、カートリッジが手に入らぬまま目ざましに起こされ、ヨダレを拭きました(二度寝ってどうしてだかヨダレが出るんですよねえ・・)。


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スーパーマリオよろしくオジサンが主人公のガリア時代を舞台にした劇画「アステリックス」おそるべし。10歳のムスコの歴史のノートなんですが、ローマ兵のイラスト(左)は青年なのにフランスの祖先ガリア兵(右)のほうはオジサンで描かれています。

前菜は、プロポ(雌鶏の水炊き)のブイヨンと浮き身のミニミニマカロニ
主菜は、プロポ(雌鶏の水炊き。ポトフの鶏版です)、グリーンサラダ

立ち呑み日記・朝のクラシック [寝る]

朝まだ明けやらぬ午前5時、大音量のピアノ演奏で目が覚めました。薄壁ひとつ隔てた隣人が、クラシック専門のラジオをかけているんです。

ラジオとどうして分かったかというと、曲がやっと終わったと思うと今度は、ナントカカントカと解説が入る。

モーツァルト特集の、と、解説の口調まで大音量のせいで枕を通してくっきり聞こえてきました。解説が終わるとまたぞろ一大コンサート

ラジオ局もまたなぜに、払暁(ふつぎよう)からこんなにもこみいったピアノ曲を特集しないとならないんだか。

モーツァルトのとあるピアノ曲を聞くと15分間だけ頭がよくなるのが科学で実証された、テナ記事を読んだことがありますが。こみいった曲は脳に刺激がより行くんだそうです。

なるほどまだ眠りたいっていうのによりによって頭が冴え冴えしてきます。

「ヘビメタをやられるよりマシじゃないかなあ」
と、さっきから何度も何度も寝返りをうっているわがオット。

そうでしょうか。

朝の5時に大音量のヘビメタといったらこれは非常識きわまりないこと、誰にも明白です。

一も二もなくドアをドンドンして
「いったい何時だと思ってるんですッ」
と、ブゼンとやってしかるべき。

が、クラシックだとどうでしょう。と、いいますか、こうなったいきさつ、実のところ手に取るようにわかるんですね。

うちのお隣りは、ホテル風の日割り貸しなんです。

英語のそのテのサイトに掲載しているようで、おもにアメリカ人が入れ代わり立ち代わり短期滞在にやってくる。

どの方も隣人として感じのいい方ばかりです。そしてその誰もが到着初日、時差にヤラレている。

あるときなど夜8時前に習い事から帰ってきた11歳のムスメが鼻歌まじりに階段を駆け上がってきたら、目の下にクマをつくってげっそりとした隣人がドアを開け、
「オネガイ、オシズカニ・・」
と、アメリカ語なまりで憔悴しきってお願いされたことさえあります。

その辛さ、よおくわかります。ワタシら一家とて日本から戻ったときは同じですからね。

アメリカ人って国土が広いせいか、大声を出しているつもりはなくとも声が大きいですよネ。そしてその大音量で話そうが隣室に筒抜けになどなりようがないまでに壁の厚い集合住宅に、当たり前のこととして住んでいる。

そこいくとパリの大方の建造物は古色蒼然としていて、20世紀初頭といったら新しい方。うちの建物など築350年、電気ガス水道は後付けなので壁埋め込みとはならず、床も壁もひどく薄い。

そのなかでお互いあんばいしながら住んでいるわけです。うちも二匹のワルガキがただならぬ騒音を出します。

お隣りさんはおそらく、荷をほどいてやすんだところで時差にヤラレ、朝うんと暗いうちに目が覚めてしまった。

仕方ない、クラシックでも聞こうかナ、と、何の気なしに普段と同じ音量でかけた。

ただそれだけのことと思うんですが、耳にフタしてもカーネギーホールの最前列に寝ているがごとくで、仕方ない、パジャマの上にセーターを羽織り隣室のドアをドンドン無粋にやりました。


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仮設遊園地のお菓子屋さんです。練り飴が垂れてくるとお店の人が棒にかけ直します。

前菜は、白身魚の冷製甘辛つみれ、ラディッシュ、すいとん入りカレースープ
主菜は、仔羊腿肉ソテー、いんげんとブロッコリー塩茹で


立ち呑み日記・芳醇なるヒルネ [寝る]

たっぷりしたお昼ごはんのようやく終わった午後4時。

「それってお昼ごはんの時間なの?」
と、思われるでしょうが、夏の南仏やスペインなどではお昼は午後2時過ぎに始まり、飲んでしゃべってデザートまで食べてこのくらいの時間までかかるようです。

で、シエスタすなわちヒルネの時間となる。

スペインの夏となるとなにしろ暑く、日中は50度まで上がるのもめずらしくないそうで、こうなると外にいたら死んじゃいます。

そこで、一日の主餐であるお昼をゆーっくりかけて食べ、焼けつく日差しを避けてヒルネする。

夕方4時は白昼の深夜ともいえ、路上に人っ子一人いなくなるそうです。そのかわりやっと涼しくなる夜更け、なんとまあ深夜0時過ぎに、公園は子どもたちであふれるんだそう。

そうなると寝るのがうんと遅くなるものの大人は仕事だってあり、朝は普通に目覚める。すると当然のごとく睡眠が不足しますから、どうしたってヒルネに重きを置かざるを得ない。

「夜が一日に二度あると思って」
と、スペインに居を定めているフランソワーズの息子夫婦。

ただ今ワタシら一家はバカンスで、スペイン国境に近い寒村の、ふるい友人フランソワーズのところへフランソワーズの息子一家ともども居候になっているところです。

フランソワーズは遠い昔の学生時代、お昼を抜いてもヒルネだけは欠かしたことはないそう。

一日の半分来たところで、ひとつの句読点を打つ。すると、お腹をくちくするよりも午後からの力がわいたものだそうです。陽のあるうちに横になるとはかくも元気の源になることか。

ホラ小学校の臨海学校で、ヒルネの時間、なかったですか?

食べ盛りのこと、お昼にどんぶりご飯のおかわりなどして、お腹がくちくなる。午後からは待ちに待った水泳ですから、当時らしく日本旅館の座敷に出ている座卓を片づけ、スクール水着にまず着替える。前日から干してあったものの絞りがいまひとつ足りないせいで、どことなく湿った水着です。

で、着替えたところで午睡の時間となるわけです。

児童の人数と畳の数の都合上、横にずらっと頭を並べるのではなく、頭、足、頭、足、と、交互になって寝たものでした。

「ヒルネの習慣なんてないから眠れなーい」
と、気持ちが高ぶっているのはしょっぱなの数分だけ。いざ横になってみればガクンとまぶたが重くなり、「起床!」の合図まで、いつのまにかぐっすりです。

ヒルネって、目覚める時がだるいんですよねえ・・

臨海学校ではしかし、これからたのしいたのしい水泳ですから、畳にこぼしたヨダレ拭きつつわりにさっさと起きられました。

が、時はたち、木陰で食前酒たーっぷり、次いでご馳走をワインで胃におくりこみ、デザートも口いやしくたいらげ、しかるのちのヒルネともなるとこれはもう、いくら眠っても眠り足りない。

が、起きねばならない。

なぜというに、夏の暮れない夕方、またしても食前酒とあたたかい夕食が、待ってますからね。


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週に一度のマルシェは地元民とバカンス客で大盛況でした。

前菜は、キュウリのサラダ
主菜は、トマトに詰めた牛挽き肉とご飯のオーブン焼き、ブロッコリー塩茹で

立ち呑み日記・釈然としない [寝る]

いつになく眠い日って、ないですか。ワタシは、まさに今朝がそれでした。

いつもと同じ時間に目覚ましが鳴るのに、起き上がるのがものッすごくつらい。メリッと音がしそうないきおいで、ベッドから身をひきはがし、毎度のことながら、暗やみのなか手さぐりで着替えをすます。

あーねむー・・よし、と、ここで決心しましたね。子どもらを小学校におくったらすぐさまベッドへ逆戻りするゾ。

晩ごはんの買いものもなにもてんでやる気ないところ、朝のすがすがしい空気に身を置くや、一目散で帰ってきました。さあ朝寝だ・・

ところが、サーカディアンリズム、って言うんでしたっけ、いったん朝の太陽を浴びちゃうと、身体が動き出すモードにはいるのか、あんなに眠かったのが、ウソみたいに眠れないんです。

だったら起きればいいだけのハナシですが、せっかく寝間着にまで着替えたっていうのにこのまま起きるのはしゃくです。

身体は活動しようとしているのに、頭は寝たい寝たいと訴える、釈然としない状態。そこでかたく目をつぶり、朝寝を遂行しようとこれつとめます。

リビングの窓先で、トントンカンカンと盛大な物音。

ただ今、建物の外壁塗り替え真っ最中で、足場が組まれ、窓のすぐ前を工事の人が右に左に行きかっているんです。薄目を開けると、半開きの寝室のドアに人影が映っているのがわかります。

ひとさまが仕事に精を出しているのに、ぬくぬくとねそぺってていいのか。「イイ」と、頭が答え、「イケナイ」と我が手足が答えてる。

頭を尊重しましょうか。

スペインギリシャなど、午睡が生活に組み込まれている国ってありますが、あれって、理にかなっているんですってネ。

サーカディアンリズムがもっとも低下する午後2時ころに、いったん休憩をとる。午睡といってもうたたねではなく、ギリシャなどではちゃんと寝間着に着替えてやすむんだそうです。

すると午前中は起きておいて、お昼食べてからゆっくりねそべったほうがよかったのか。

この朝寝は失敗だったかなあ、と、少しく反省するうちに、カーン、カーン・・と、近所の教会の鐘が鳴り響き、ひとつ、ふたつと数えるに、10時です。

アーアもう10時・・と、思う間もなくうとうとした、ような気がして、またしても、カーン、カーン・・、エエエッ、今度は11回。

いつの間に眠ったのか、あるいは眠ってないのか、釈然としないまま、ノロノロ起きることにしました。



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10歳のムスメが目下毎日学校に持って行って遊んでいるツイスターゲーム。


前菜は、ニンジン千切りサラダ
主菜は、七面鳥ささ身のウスターソースあえ焼き、さいの目じゃがいもオーブン焼き、カリフラワー塩茹で


立ち呑み日記・午前三時の食事 [寝る]

「おなかすいた」
と、ワルガキ二匹が起きて騒ぎ出した、午前三時。

ワタシら親子は復活祭休みで一時帰国したところで、言わずと知れた、時差ボケです。

毎度のことですから、実家の台所の風通しのいいところに、納豆巻きとかんぴょう巻が、用意されていました。これを、足をしのばせて取りに下りる。

じかにつまめばいいからお小皿はまあ、いらないナ。

水とコップなども抱えて二階に戻ると、ポリエチレンの容器をパカッと開けるのも待ちかね、右と左からすかさず手が伸びます。

もぐもぐと、うるさいのの口がひとときふさがり、朝と言うには早い、草木も眠るしんとした静寂に、つつまれます。

ついつられて、オカーサン(ワタシです)もかんぴょう巻きをひとつ、お口にポイ。ひんやりしているものの甘辛く、なかなかヨロシイお味です。

こういう時間にしみじみ食べるのに、ふさわしいものって、ありますネ。夜食、と、いうにはやや遅く、朝食、と、いうにはうんと早い時間。

同じ巻きずしでも、この時間に食べる梅巻きや河童巻きやオシンコ巻きは、なんとなあく寒々しい気が、しないでもないです。(決めつけかもナ)

〆めのラーメン、なんていうのがふさわしいものの部類でしょうか。

よーし今日は食べちゃえ、と、終電がとっくに出たあと歩き出しながら、やや迂回して、お気に入りのラーメン屋ののれんをくぐる。

このときのラーメンは、大盛りはアリなものの、半チャンラーメンは、ナシ、の、ような、気も、します。

なんとなれば、半チャンラーメンはすきっ腹のエネルギー充てんにはかっこうですが、丑三つ時過ぎのしみじみからはほど遠いから。(これも決めつけかもナ)。

パリっ子ならこういう時間なら決まって、あッつあつのオニオングラタンスープ、です。

その昔パリの真ん真ん中にあった築地のようなレ・アール卸売市場の場内外で、腹を満たして温まった料理だそうです。

卸売市場は後に郊外のランジスという町に移りましが、レ・アール地区に存在していた時分に学生だったという友人は、新宿みたいなパリ北部の繁華街へ繰り出したときは、終電後にパリの南端にあるアパートまで徒歩で帰る道すがらレ・アールのカフェに立ち寄り、市場労働者にまじって〆めのオニオングラタンスープをよく食べた、と、語っていました。

ところが、飲み屋のみならずディスコにも繰り出し、さらに遅く空が白むまで遊ぶとなるともうオニオングラタンスープという気分ではなく、今度は店を開けてまもないパン屋で焼きあがったばかりのクロワッサンを買ってかじりながら、始発の地下鉄の駅へ向かったものだそうです。

さてこちらは、なっとう巻きも、かんぴょう巻きも、あっという間に、はけました。

「ちょっと横になってみる」
と、おなかがくちくなってしばらく遊んでいた二匹が言い出し、オカーサン(ワタシです)もまた異論はなく、枕に頭をつけてみると、見る見る正体不明になりました。


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時差ぼけの夜なべに遊ぶ。黒ひげ危機一髪のアンパンマン版です。

前菜は、糸こんにゃくの煮物、ホワイトアスパラ、きゅうりのぬかづけ
主菜は、ホッキの塩焼き、ブロッコリーとインゲンの塩茹で、残りのピザ

立ち呑み日記・時差ぼけです [寝る]

枕元の目覚まし時計を見ると、4時42分。

なかなかいい線まで眠った、と、起き上がると、その気配に気づいたワルガキ二匹もまた
「おなかすいた」
と、やって来ました。

昨日の早朝に一時帰国の日本から戻り、眠いんだかダイジョブなんだかハッキリしない一日を過ごし、一夜明けた、朝です。

時差ぼけは翌々日がもっともつらいと言いますから楽観はまだできませんが、朝の時間帯に起きられたら御の字、の、ような気がします。

朝の時間帯って何時から何時? と、ハッキリさせたい向きもおられるでしょうが、農家や新聞配達の方なら、起床が午前3時というのも、当たり前でありましょう。

午前2時となるとこれは、れっきとした深夜、では、ありますまいか。

「オールナイトフジ」も、午前2時ではエンディングに向かっていくきざしさえありませんでした(例がおッそろしく古かったナ)。

時差は、飛行機に乗ればもれなくついてまわる問題ですが、飛行機クルーの方々は、日々、どうやって乗り切っているんでしょうか。

国際線キャビンアテンダントになった学生時代の友人は、
「それはもうたいへんだったのよ」
と、話してくれました。

仕事初心者の時代は、何時間立ちっぱなしなのか激務が終わって宿舎のホテルに着くころには、肩で息しないとならないほどてろんてろんに疲れている、にもかかわらず、時差ぼけのせいで、まったく、これっぽっちも、眠れなかったそうです。

そのつらさ、想像するに余りあります。

ところが友人は、キャリアを積むにしたがい、どう休めばいいかが身についてきて、今ではむしろ、
「時差を追いかけている」
ぐらいの余裕さえあるのだそう。

プロってすごいなあ、と、目を見張る思いですが、アマの、こちらのオカーサン(ワタシです)もまた、以前ほどには、時差ぼけに苦しまなくなりましたヨ。

なんとなれば、つらいと分かっているからこそ、機内では、一分でもいいから意識を失って眠っておくから。

ワーイワーイ飛行機だー、と、若さにまかせて一睡もせず、読書にかまけていたころは、あとがそれはもうタイヘンでした。

素っ頓狂な時間に猛烈な睡魔におそわれ、丑三つ時に、キッパリ目が覚めちゃう。こうなると、どうがんばって羊を数えようと、眠れるものではありません。

このつらさと焦燥感。

しかし、うちのワルガキ二匹などは、それが「たのしい」と、言うんです。「時差ぼけだいすき」とも。

目が覚めたときに、今が朝だか夜だかこんがらかる不思議さ。草木の眠る時間に起き、ひそひそ声で会話しながら、なにか食べる特別さ。

こういう非日常の雰囲気が、たまらなくヨロシイのだそうです。

子どもはそうかもしれないなあ・・、と、うなづいてるうちに、あらあら、なんだかものすごおく、眠くなってきました・・


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本日のおやつです。

前菜は、トマトとゆで卵とスイートコーンのサラダ
主菜は、フランクフルトソーセージ、レンズ豆煮込み、カリフラワー塩茹で

立ち呑み日記・パジャマ回帰 [寝る]

9歳のムスメのパジャマを買いに行きました。

フランスには、「DPam(デュ・パレイユ・オ・メム)」という、安価な子ども服のチェーン店がそこかしこにあるので、うちから一番近い店を目指します。

みなさんは、パジャマで寝ますか。

統計をとったわけではないんですが、子どものころはパジャマでも、おとしごろになるといったんパジャマ離れをする、ような、気がするんですが、どんなものでしょうか。

パジャマって子どもっぽいしィ、とかいう理由で、ある年齢からスエットの上下なりで寝るようになる。そのまま部屋着にもなりますしね。一人暮らしの場合に、その傾向が著しい、ようにも、思います。

学校や仕事からアパートに帰るといつものに着替え、その格好でコンビニに行き、ごはんも食べ、寝る。

一人暮らしが二人になっても、その習慣がずうっと続く場合もありましょうが、ひとによっては、あるとき再びまた、パジャマに戻ってくるんですね。

あれはいったい、なぜなんでしょうか。

五十代半ばになった、やや年上の我が友人も
「気がついたらパジャマに戻ってた」と、言っていました。

彼女はたいへんな美人で、おとしごろの時代は、渋谷を歩けばたちまちに『JJ』にスナップ写真を撮られ、やれ六本木の「ヘンリーアフリカ」だ「キサナドゥ」だと、医大生のカレシと華々しく遊び歩いていました。

このころはもちろん、パジャマってこの世にまだあったの? という扱いです。なにを着て寝ていたかというと、カレシの大ぶりなTシャツ、なんていうたぐい。

それが、いつとは思い出せないうちに、パジャマに戻っていたと言うんです。

今は結婚も離婚も経験した働く美しいオカーサンとなり、
「子どもが出来たころからかなあ」と、自身で分析しています。Tシャツ一枚では、トイレに起きたときに寒いし、ジャージだとなんだかスポーツじみていて眠った気がしない。

この、眠った気がしない、と、いうところにカギが隠されているように思うんですが。逆に言えば、寝るときにだけ着るのがパジャマだから、眠った気になれる。

しかし、パジャマはもともと、1920年代にココ・シャネルが打ち出した、くつろいだ海辺の外出着だったんだそうですヨ。それが室内着になり、1940年代以降に、おもに男性用の寝巻きになった、と、フランス語版ウィキペディアにありました。1940年代まで、フランスでは、男女ともにロングシャツみたいな寝巻きが普通だったそうで、1970年代にパジャマはユニセックスになったものの、今日はもう一般的でなく、ことに男性は下着一枚もしくは全裸で寝る場合が多い、と、フランス語版ウィキペディアはしめくくっています。

さて、ムスメのパジャマですが、カラフルでカワイイのがいろいろあったものの、6歳のオトウトへのおさがりをかんがみ、緑色にクマさん柄のと、水色に宇宙ロケット柄の12歳児用を、選びました。


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電動式より手動のほうが便利なものってありますね。

前菜は、ニンジン千切りサラダ
主菜は、牛挽き肉ステーキ、サイコロじゃがいものソテー、カリフラワー塩茹で、グリーンサラダ