So-net無料ブログ作成
検索選択

立ち呑み日記・駄セーター [追究]

ローソンのクリスマスキャンペーン景品があえてダサいデザインのセーターなり、という記事で、
駄セーター
なる言葉を知りました。

なかなか穿(うがった)ネーミングではありませんか。

駄セーターは、おもに英米(アングロ・サクソン)のクリスマスの風習(?)だそうです。

クリスマスのプレゼント交換に、親族のおばあちゃんや伯母さんあたりから手編みのセーター、それも胸の前面に大きなトナカイの首だの真っ赤なサンタさんだのが編みこまれたケバケバしいのが来ちゃう。

幼児向けならいいものの、大の成人男にこれです。

ひと目ひと目に真心こもっているところ、ジェントルマンたるもの(とほほ)と内心泣きながらも感謝の意を表し袖を通して見せないわけにいかない。

『ハリー・ポッター』にも、ハリーの親友で庶民的な大家族の六男・ロンに、お母さんお手製のクリスマスプレゼントとして胸に大きくイニシャルを折りこんだ野暮ったいことこの上ないセーターが送られて来るシーンがあります。

英米の男たちは、逃れられなかったダサい手編みセーターのトラウマを抱えて生きているらしいんですね。

そこで近頃ではこのトラウマを逆手にとり、あえてダサいセーター着てクリスマスパーティーにのぞむのが、ひとつの流行になっているもよう。

宴(うたげ)の終盤に、
一番ダサいで賞
が選出されより盛り上がる、という趣向です。

なんでも、この12月16日は「国際駄セーターデー」なんだそうな。フランスの新聞「ル・モンド」電子版までもがこの風潮を取り上げていたのでたまげました。

本年、なんでまた国をまたいでまでして駄セーターに注目が行ったのか。

フランスだって、おばあちゃんや親戚の伯母さんの手になる野暮ったい手編みセーターがノエルに贈られて来たはずですが、「駄(ugly)」の烙印が押されて来た気配はありませんでした。

アングロ・サクソンとラテン民族のこの見解の差はどこから来るのか。

万事アメリカ寄りの日本は、ローソンの景品をきっかけに駄セーターが発展していくんでしょうか。

ワタシが学生だった80年代前半は、クリスマスシーズンともなるとカレシへのプレゼント用に学食でせっせと編み針動かしてるコがあっちにもそっちにもいたもンですが。

あれから30余年、久々に編み棒引っ張りし出して息子、ないしはひょっとしてもう孫へ、あえて悪趣味セーター編んだりするのか。

「スネークマンショー」や「オレたちひょうきん族」などパロディになじんで来たわれわれ世代はおもしろがれそうな気もしますが。

こういう悪趣味セーター着てのパーティーは「ネクラ」でしょうか「ネアカ」でしょうか。

「駄セーターをあえてまとうことによって逆に本来の自分はこんなデザインなど手にしないという趣味の良さを体現するスノビズム」
というようなことが『ル・モンド』には書かれていましたが。

ローソンの景品のセーターは胸に大きく金のスパンコールのフライドチキンがあしらわれているそうです。

すっげぇダセぇ!
と、記事にはありましたが、渋谷の雑踏で見かけたら、ごくふつうにオシャレな感じがしないでもないです。


P1000580.JPG
パリ市役所前を通りがかりにパチリ。夕方のことでそんなに遅い時間ではないんですが。

前菜は、トマトとさいの目エマンタールチーズのサラダ、エリンギのオリーブ油ソテー
主菜は、七面鳥ささ身ムニエル、ねじりマカロニのペスト(バジリコソース)和え、しんげん塩茹で、マーシュサラダ


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL: